Raspberry Pi Pico, Digisparkなどはプログラム書き込み時にUSBの抜き差しを必要とする。何とも面倒だし頻繁な抜き差しにより物理的に壊してしまう可能性もあり精神的にもあまり良ろしくない。
市販のUSB電源をシーソーSWやスライドSW等で入り切りするものは2アクションになってしまうし...リセットSWの代わりと考えるとやはり1アクションで済むプッシュSWのほうが便利だ。
ということでスイッチのみの単純なものを作ってみようと思ってB(C)接点タイプの低価格のスイッチを探してみたが...ない。しょうがないので手持ちの部品で可能な限りシンプルかつ低価格なものを作ることにしてみた。基板を除く部品代は100円くらいかな。全て、aitendo/秋月電子で入手可能だ。
最初、手持ちのNchMOSFETを使いGND切りで作ってみたのだが大失敗だった。ターゲットボードに今回の電源スイッチとデバッグ用にUSBシリアルを同じPCのUSB2ポート使って接続したりすると電源スイッチ側のGNDを切ってもUSBシリアルのGNDを経由して普通に電源供給されてしまうのであった...orz
【回路図】
回路は、NchMOSFETからPchMOSFETに変更。
【完成基板】
回路変更ついでに基板を作り直しタクトSWがほぼ真ん中に来るようにしてみた。これでUSB抜き差しからは解放だ。(/・ω・)/
と思ったらC接点の基板用押ボタンスイッチを今になって見つけてしまった。もっと早く見つけていればとも思ったが定格開閉電流が最大10mAとあるので、このスイッチだけだとちょっとキツそう...なぜかホッとしたりして。(笑)