KiCad で基板作成する

今までPCBEというソフトで何度か基板作成していたが、もっと世の中の標準的なソフトを使ってみたいと思うようになり、Eagleという超メジャーなソフトに挑戦してみた。が、使い方がさっぱりわからん...こんなの使えてる人って凄すぎ...自分にはどう頑張っても生きてるうちに理解できそうもない。と、諦めてしまう。orz
次は、KiCadだなとは思いつつも、Eagle後遺症からなかなか立ち直ることができず暫く放心状態に陥っていたところ、部品購入に使ったりしてるRSオンラインがKiCadに対応したというニュースや、トランジスタ技術(雑誌)にKiCadを使った基板作成が取り上げられてるのを知ってしまう。しかも、使い方を説明したDVD付。ここまでやられちゃもうやるしかない。これでもダメなら人間やめますってぐらいの覚悟でKiCadに挑んでみた。
最初は基板作成にまつわる業界用語や操作方法に困惑した面はあったものの、雑誌付録のDVDに助けられ、なんとか最初の基板の設計が完成。いやはや、DVDは偉大ですな。ついでに、1,389円というお値段の安さから、前から使ってみたいと思っていたスイッチサイエンスの基板製造サービスに発注し本日ついに到着。(*´▽`*)

プロから見ると弄りがいのある基板設計かも。でも、恥を忍んで公開。
ちなみに基板の用途はヒ・ミ・ツ。決して聞いてはいけません。(笑)

【基板の表】

【基板の裏】

【部品を実装し完成】

【最大の難所】

ここ数年で老眼がかなり進み、細かい部分がよく見えなくて、micro-usbコネクタの半田付けが最大の難所かなと予想していたものの...やっぱり見えない。(笑)

細かい端子はフラックス多めに塗っとけば大丈夫みたいなこと聞いたことがあるので知ったかぶってやってみたがハンダが少し多すぎたみたいで端子間がハンダで埋まってしまう。が、執念で何回もやり直してようやく完成。この間の集中力は半端なかった。あまりの集中に息をするのも忘れゼーゼーハーハーと100mダッシュした後みたいになってしまうのであった。(笑)

無償で使えて機能制限無しのKiCadは素敵です。設計しやすいし、部品のフットプリントも標準的な物は用意されてるし、なくても比較的簡単に作ることもできるし、RSオンラインにお願いすれば無償で作って貰えるってのがさらに嬉しい。Eagle使いこなせなくて良かった。(笑)