超低消費電力(1uA程度)で動作するモバイルバッテリのパワーオフキャンセラー

低電流デバイスをモバイルバッテリに接続したとき勝手にパワーオフされないようにする製品がいくつか市販されているが動作電流が比較的多いものばかりのようだ。

接続デバイスの動作電流を考慮しない場合、パワーオフキャンセラーの動作電流が10mAなら10000mAhのバッテリが1000時間使える計算となるがパワーオフされないよう定期的に無駄に流すキャンセル電流を加えると合計で20mA平均程度となり使える時間は500時間まで減ってしまう。

ということで超低消費電力(1uA程度)で動作する回路を実験してみた。キャンセル電流は10mA平均程度である。

早速完成品を作ってみようとは思ったものの目の調子が悪くてなんだかやるきが出ない...完成品作ってくれる奇特な人募集中!(-_-;)

【回路】

【コンパレータの出力波形】

【完成した基板】
頑張って作ってみた初めてのリフロー基板。メタルマスク頼むの忘れてしまい手作業でハンダペーストつけたのだがつけすぎてしまいリフローしたら隣の部品同士がくっついたのでなんとか分離しようと部品を弄っていたら基盤を落としてしまってバラバラに。気を取り直して再挑戦したところ2度目で成功したが慣れてしまえば手ハンダよりは楽そう。
しかし、部品を乗せるとき手(指)がプルプル震えて狙いが定まらないのは...年のせい?(-_-;)