ESP8266/ESP32用のプロパティ・ライブラリを作ってみた。

PC系ではテキスト形式のプロパティ・ファイルに設定情報を書き込んでおくことが一般的であるが組み込み系では保存領域が少なかったりするためテキスト形式はあまり使われない。

だが、ESP8266/ESP32は比較的大きな保存領域があるのとSPIFFSという便利な機能があるのでPC系と同じくテキスト形式のプロパティ・ファイルが使えるぞということで作ってみた。

文字列型クラスはArduinoならStringクラスを使うところだが、PC系にも流用できるようstd::stringクラスを使った実装としている。また、ファイルIO処理は派生クラス側で実装するようにしてみた。ファイル形式は[]でセクション名を指定するINIFILE形式だ。

【概要】

プロパティをpathで指定されたファイルから読み込む。(派生クラスで実装)

プロパティをpathで指定されたファイルへ書き込む。(派生クラスで実装)

プロパティを空にする

セクション名を列挙する。

指定されたセクション内のプロパティ名を列挙する。

指定されたセクションを削除する。

指定されたプロパティを削除する。

文字型プロパティを設定する。

数値型プロパティを設定する。

文字型プロパティを取得する。

数値型プロパティを取得する。

プロパティ全体を文字列形式で取得する。

指定されたセクション内のプロパティを文字列形式で取得する。

プロパティ全体をヘッダー付き文字列形式で取得する。(ファイル書き込み用)

[protected]プロパティデータの解析処理。(派生クラス用)

[protected]プロパティデータの解析終了処理。(派生クラス用)

【サンプル】

【ライブラリ】

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