ひかりTVチューナーの電源連動用にコンポジット信号のV-SYNC検出型スイッチを自作し使っているが、今後の新しいチューナーではコンポジット出力が無くなるようなので他の方法で電源連動するしかなくなってしまうようだ。以前より、HDMI端子の信号により連動できるはずと考えてはいたがHDMIコネクタ端子(0.5mmピッチ)のハンダ付けに自信が無くて躊躇っていた。が、そうも言ってられなくなりそうなので頑張って作ってみた。
HDMIコネクタの基板セットはaitendo、その他は秋月から購入した部品を組み立てただけのものでHDMIバスパワーのみで動作し外部電源は必要ない。回路は単純なので写真を見ただけで一目瞭然だろう。
トライアックにどれくらいの放熱器が必要なのかその方面の知識がないのでとりあえず秋月で一番大きいのを選んでしまった。その結果、筐体が結構デカい&重い感があるが、こんだけ大きい放熱器なら10Aくらいは行けるんじゃね?とか、ひかりTVチューナーからコタツとかエアコンとかも電源連動できちゃったりする?とか、変な妄想をしてしまうのであった。(笑)
回路的にはひかりTVチューナー(ソース機器)から供給される+5Vによりトライアック制御用のフォトカプラーをオンするだけの単純なもの。念の為、作る前に似たようなものがあるかもとググったりしたが見つけられなかった。TVのような消費電力の大きいものなら市販の電流感知型電源連動タップ等が使えるのだが、ひかりTVチューナーのように消費電力が少なすぎる機器には対応できない。ひかりTVチューナーにはUSBポートがあるのでUSB連動型電源タップなら使えると思ったが残念ながらUSB電源制御が全てのUSBポートで共通となっており外付けのUSB機器の電源制御との折り合いがつかないと使えない。我が家の場合、録画用のUSB-HDDを接続しており省電力のためにUSB電源を切るように設定もできるが録画に失敗することがあると注意書きがあったりするのでなんとなく切る設定にしたくなかったりもする。つまり、USB連動型電源タップも使えないということになってしまう。じゃ、あとはというと今回作ってみたようなものしか選択肢がなくなってしまうのであった。
ちなみに、今回作った物はソース機器用。シンク機器(TV等)との連動はできないのでご注意を...