TWELITE-CUEの電池駆動時間を延ばす方法。

TWELITE-CUEにはウォッチドックIC(TPL5010)が内臓されていてディープスリープしても2~3分前後でリセット起動してしまう。少しでも電池駆動時間を延ばしたいと考えるとこの仕様はすごく気になるのでなんとかキャンセルする方法を考えてみたもののディープスリープ中のことなのでソフトウェア的にはどうしょうもなくハードウェア・リセットさせないようにするしか方法がない。回路図を見るとCPUリセット端子にはダイオード経由で接続されておりそのダイオードの位置を確認すると写真のように比較的触りやすい場所に設置されていた。パターンカットも出来ないわけではないがそれよりもダイオードを破壊するほうが簡単だ。先の尖った物で少し抉るだけでダイオードは簡単に破壊できてしまう...(-_-;)

【リセット用ダイオードを破壊した後の写真】
※ TWELITE標準アプリはこの定期リセットに依存しているようなのでダイオードを破壊してはいけない。

ディープスリープからの復帰は通常のパワーオンリセットと同じなのでウォッチドックICによりリセットされたのかそれ以外の要因で起動したのかもわからない。またCPU起動中にウォッチドックICにリセットさせないようにするためにはウォッチドックICのDONE端子をソフトウェアで定期的にオンオフしなければならず電力消費という観点でもウォッチドックICはないほうが好ましいと思う。3分程度の間欠起動を最小電力で行うことだけを目的とするならありかもだが逆に言うと間欠起動が最大3分程度に制限されることにもなってしまう。ウォッチドックICを未実装とするかソフトウェアでウォッチドックICを有効化するようにしてほしかったなと思ったりもするがいかがなものだろうか...

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