DCDC Buck Converter の忘備録

最近、市販のスイッチング方式の物を使ってみたのだがリニア方式に比べるとラッシュカレント時の反応が遅く瞬間的な電圧低下がかなり大きいのが気になった。PWMオフ期間中の電圧降下には反応出来ないというか次のPWMオンまで電圧調整されないことが原因ではないかと思うのだが...そもそも高速応答可能なスイッチング・コンバータって可能なんだろうかという素朴な疑問がきっかけで回路を考えてみた。

2個のコンパレータで(疑似)三角波発振回路とPWM制御回路を構成したエラーアンプのないPWM制御回路でありPWMオフ期間中に電圧降下した場合にも反応可能だ。但し、PWM制御からは逸脱する動作となってしまうが...

回路の (A)点が基準電圧となるが、基準電圧には数十~数百mVP-P程度(電圧調整幅)の三角波が合成されていて、出力電圧が電圧調整幅以下ならオン、電圧調整幅以上ならオフ、電圧調整幅内なら三角波と出力電圧の比較によるPWM制御となる。基準電圧はR1/R2、電圧調整幅はR1/R2/R3、PWM周波数はR4/C4で調整する。

その他、出力側に大きなキャパシタを必要とする場合はソフトスタート回路が必要となる。と思う。

以上、忘備録であり何も検証していないことに注意すべし!!(-_-;)

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